分類 程度 症状
1度 軽症度

四肢や腹筋などに痛みをともなった痙攣
(腹痛がみられることもある)
多量の発汗の中、水(塩分などの電解質が入っていない)のみを補給した場合に、起こりやすいとされている。
全身の痙攣は(この段階では)みられない。

失神(数秒間程度なもの)
失神の他に、脈拍が速く弱い状態になる、呼吸回数の増加、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまい、などが見られることがある。
運動をやめた直後に起こることが多いとされている。
運動中にあった筋肉によるポンプ作用が運動を急に止めると止まってしまうことにより、一時的に脳への血流が減ること、また、長時間、あつい中での活動のため、末梢血管が広がり、相対的に全身への血液量が減少を起こすことによる。
2度 中等度 めまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)、失神、吐き気、嘔吐などのいくつかの症状が重なり合って起こる
血圧の低下、頻脈(脈の速い状態)、皮膚の蒼白、多量の発汗などのショック症状が見られる。
脱水と塩分などの電解質が失われて、末梢の循環が悪くなり、極度の脱力状態となる。
放置あるいは誤った判断を行なえば重症化し、3度へ移行する危険性がある
3度 重症度 意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などが、2度の症状に重なり合って起こる
自己温度調節機能の破錠による中枢神経系を含めた全身の多臓器障害。
重篤で、体内の血液が凝固し、脳、肺、肝臓、腎臓などの全身の臓器の障害を生じる多臓器不全となり、死亡に至る危険性が高い。

熱中は症状により、以下のように分類されます。

2.熱中症の分類